大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属するキム・ヘソン内野手(26)の大リーグ昇格をめぐり、地元韓国で情報が錯そうしている。
右足首負傷のフリーマンが10日間の負傷者リストに
キムは昨オフ、ポスティングシステムを利用してドジャースに入団。堅実な守備を誇るユーティリティープレイヤーとして期待され、3年総額1250万ドル(約18億7000万円)で契約を結んだ。
韓国プロ野球(KBO)リーグでは、21年シーズンから4年連続で打率3割超えを達成し、23年には打率.335を記録した。ミート力に定評があったものの、オープン戦では打撃不振に陥り、強打者揃いのチームで存在感を示せず、マイナーで開幕を迎えた。
地元韓国では、キムの大リーグ昇格に大きな期待がかかる一方で、国内メディアでは、キムの昇格をめぐり情報が錯綜している。
キムは現在、3Aで調整を続け、8試合に出場して打率.273、6打点、本塁打ゼロ。出塁率と長打率を合わせたOPSは.823だ。
課題の打撃が徐々に上向いてきたことに加え、4月5日に右足首を負傷したフレディ・フリーマン内野手(35)が、10日間の負傷者リスト(IL)に入ったことで、複数の地元メディアがキムの大リーグ昇格の可能性を報じた。
地元メディアの「期待」に拍車をかけたのが、米スポーツメディアの報道だ。