「番組のことよりもタレントさんと仲良く...」宮根誠司のフジアナめぐる発言にSNS批判 賛同の長野智子は釈明

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2025年4月6日放送の情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、フジテレビと中居正広氏をめぐる問題を取り上げた。その際、司会の宮根誠司さんが、アナウンサー全員が接待要員として扱われているわけではなく、「みんなプロフェッショナルとして頑張っていらっしゃる」などと発言し、元フジテレビアナウンサーの長野智子さんがそれに同意したことについて、SNSで批判の声が寄せられている。

   こうした批判が寄せられたことに、長野さんはXで、「私の言葉足らずのために本意を伝えることができず反省しています」とコメントした。

  • フジテレビ
    フジテレビ
  • 中居正広氏(2020年2月撮影)
    中居正広氏(2020年2月撮影)
  • フジテレビ
  • 中居正広氏(2020年2月撮影)

「そういうことにイエスノーもきちんと言えて毅然としてやってる」

   フジテレビと中居氏の問題をめぐっては、3月31日に公表された第三者委員会の調査報告書で、中居氏と被害女性Aさんとの問題は「『業務の延長線上』における性暴力」だったと認定した。「Mr.サンデー」では、この問題について、識者を招いての討論が行われた。

   その中で、宮根さんは、これまで多くのフジテレビアナウンサーと仕事をする中で、熱心な仕事ぶりを見てきたと言い、「アナウンス部の人たち全部が、接待要員だとか上納されるとか、そういう見方は、視聴者の方には、ぜひここは違うんだというのをね、僕は思っていただきたくて。みんなプロフェッショナルとして頑張っていらっしゃる」とコメント。続けて、長野さんに「そう思いません?」と振ると、長野さんも「本当にそう思います」と同意した。

   長野さんは「アナウンサー全員が脆弱で、仕方なく上納みたいになっていますけど、ほとんどの人たちは真面目に、本当に真摯に、そういうことにイエスノーもきちんと言えて毅然としてやってるわけですよね」と自身の考えを明かした。

   宮根さんが再び「今回の(被害女性の)Aさんは断れなかった状況に追い込まれたというんですけど、アナウンサーの方たちが、すべてがそういうことをやっているというのは、違うな、と......」と言うと、識者として出演していた東京大学多様性包摂共創センター准教授・中野円佳さんが、「Aさんが断れなかったのを責めているように聞こえる」と指摘した。

   指摘を受け宮根さんは、「そういう意味じゃない」と否定。「アナウンサーの方たちがすべて、アナウンスメントの技術だとか、番組のことよりも、タレントさんと仲良くなることを第一に考えて、フジテレビに入って、ということじゃなくて、みなさん誠実に仕事をしていらっしゃいますよ。たまたまAさんは断れない状況に追い込まれたんですよということを言いたい」と説明した。

姉妹サイト