制球難の佐々木朗希、強く投げようとして「肘を壊すのが1番怖い」 NPB元最多勝投手が指摘した不安

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   プロ野球の日本ハム、ダイエー、中日、巨人で投手としてプレーした、元最多勝投手の武田一浩氏(59)が2025年4月3日にユーチューブを更新し、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手(23)の投球を独自の視点で分析した。

  • 佐々木朗希投手(ドジャースインスタグラムより)
    佐々木朗希投手(ドジャースインスタグラムより)
  • 日本人大リーガー(ドジャースインスタグラムより)
    日本人大リーガー(ドジャースインスタグラムより)
  • 大谷、山本、佐々木の3ショット(ドジャースインスタグラムより)
    大谷、山本、佐々木の3ショット(ドジャースインスタグラムより)
  • 佐々木朗希投手(ドジャースインスタグラムより)
  • 日本人大リーガー(ドジャースインスタグラムより)
  • 大谷、山本、佐々木の3ショット(ドジャースインスタグラムより)

「やっぱりボールの感覚が違うのだろうね」

   佐々木は、3月19日に東京ドームで行われた開幕シリーズのシカゴ・カブス戦で大リーグ初先発。3回被安打1、3奪三振、5四球、1失点(自責1)だった。

   2度目の登板は、30日に本拠地ドジャースタジアムで行われたデトロイト・タイガース戦。初回から制球に苦しみ、1回3分の2を投げ、被安打3、2奪三振、4四球、2失点(自責2)と振るわなかった。

   2試合の登板で、計4回3分の2を投げ、9四球、防御率5.79。2度目の登板は2回持たずに降板し、よほど悔しかったのか、ベンチで目を真っ赤にさせた姿がテレビカメラに映し出された。

   NHKで大リーグ中継の解説を務め、大リーグに精通する武田氏は、制球難の佐々木について「ボールに馴染んでいない」と指摘し、こう続けた。

   「やっぱりボールの感覚が違うのだろうね。気候とかいろいろあるが、そのへんで戸惑いがあってボールが滑るんだろうね。たぶん、そんな感じがする。ボールが滑って、強く投げようとしてグリップしすぎて肘を壊すのが1番怖いから、球数をあまりいかせられない」

   武田氏は、日本から大リーグに挑戦した投手の中には、佐々木のように大リーグのボールに馴染めない選手がいる一方で、大リーグ1年目の菅野智之投手(オリオールズ、35)は、大リーグのボールに馴染んでいると指摘した。

「やっぱりフォームに安定感がない」

   佐々木の場合、ボールに馴染めていないことで、制球が乱れているという。

   武田氏は「真っすぐがもうちょっと行かないとだめなのかな。結構引っかけたり、抜けたりいろいろしているので、そのへんはボールに馴染むことが課題になる。全力で投げているけれども抜けている。日本のボールとは違うということをかみしめてやらないと、簡単にコントロールはよくならない」と分析した。

   そして、左足を高く上げる佐々木の独特の投球フォームに言及し、コントロールをよくするために改善の余地があるとした。

   「足を上げるのが高い。やっぱりフォームに安定感がない。ブレが多いから当然コントロールが悪くなる。すこし考えなければいけない。メジャーの選手は、投げるときの動きが比較的少ない。そのへんを変えていかなくてはいけないのかな。フォアボールを出さないようにコンロトロールがよくなれば、ある程度は抑えられると思う」

   佐々木の次戦先発は、6日(日本時間)に敵地シチズンズ・バンク・パークで行われるフィラデルフィア・フィリーズ戦。フィリーズは開幕から好調で、4日時点で、5勝1敗でナ・リーグ東地区の首位に立っている。

   武田氏は、佐々木の今後の課題について「ストライクを入れること」とし、次戦に関して次のように言及した。

   「もう1回投げてどうなんだろう。ずっと(大リーグに)いるのか、マイナーで調整し直すというのもあるのかな。フィリーズを抑えるのは大変だよ。今度の試合は結構大事。(気候は)寒いし、そのへんを考えると大丈夫かな。佐々木は次のゲームが試練だね」

   前回のタイガース戦では、降板後の振る舞いが物議をかもした佐々木。大リーグ3度目の登板に大きな注目が集まる。

姉妹サイト