大リーグのピッツバーグ・パイレーツに所属する韓国出身のペ・ジファン選手(25)がマイナーに降格した。大リーグ公式サイトが2025年4月4日(日本時間)に報じた。
23年は111試合に出場して打率.231
内野、外野をこなすユーティリティープレイヤーのぺは、韓国プロ野球(KBO)を経ずに大リーグに挑戦した選手で、18年オフにパイレーツと契約した。
長らくマイナー暮らしが続き、22年9月に大リーグデビューを飾った。
23年は主にセカンドとセンターを兼任して111試合に出場。打率.231、2本塁打、32打点、24盗塁を記録した。
24シーズンはケガの影響で29試合の出場にとどまり、打率.189、6打点。マイナーリーグでは、打率.345の好成績を残すも、大リーグでの出場機会に恵まれなかった。
地元メディアによると、今シーズン開幕前のオープン戦では、20試合に出場し打率.381、1本塁打、4打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは1.017を記録し、開幕ベンチ入りを勝ち取った。
ところが、レギュラーシーズンに入ると課題の打撃が低迷し、マイナー降格となった。
ぺのマイナー降格に、地元メディアは落胆を隠さなかった。
「オープン戦は良かったのに...」
「ニューセン」(ウェブ版)は、「オープン戦は良かったのに...レギュラーシーズンで存在感なかった」などのタイトルで記事を公開した。
記事では、韓国出身の大リーガーが、不振やケガによってマイナー暮らしが続いていることに言及し、次のように嘆いた。
「キム・ヘソンはマイナーリーグでシーズンを開始し、キム・ハソンは怪我でリハビリ中。コ・ウソクはまだ大リーグデビューを果たせず、ぺ・ジファンまでマイナーリーグに降格され、大リーグに残っている韓国人選手はイ・ジョンフだけとなった」
同メディアが指摘するように、今シーズンからロサンゼルス・ドジャースに加入したキム・ヘソン内野手(26)は、マイナーリーグで開幕を迎え、タンパベイ・レイズのキム・ハソン内野手(29)は、昨シーズンに右肩を痛め、現在リハビリ中だ。
KBOリーグで最多セーブのタイトルを獲得したコ・ウソク投手(26)は、23年オフにポスティングシステムを利用してサンディエゴ・パドレスに移籍するも、開幕直前にマイナーに降格。24年は大リーグでの登板がないままシーズンを終え、現在はマイアミ・マーリンズ傘下のマイナーチームでプレーしている。
4月4日時点で、大リーグでプレーする韓国出身選手は、サンフランシスコ・ジャイアンツに所属する「韓国のイチロー」ことイ・ジョンフ外野手(26)だけとなっている。