新年度が始まり、航空各社でも相次いで入社式が行われた。2025年4月1日の午後には日本航空(JAL)グループが羽田空港内の格納庫で開いた。JALの入社式では、終了後に「折り紙ヒコーキ」、いわゆる紙飛行機を飛ばすのが慣例。
大阪・関西万博が4月13日に開幕を控えていることもあり、紙飛行機も公式キャラクター「ミャクミャク」仕様になった。
大谷選手も紙飛行機を飛ばす
航空会社の入社式では、アスリートが応援メッセージを寄せることも多い。約2100人の新入社員が出席したJALでは、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手が2年連続でビデオメッセージを寄せ、
「チャレンジする気持ちを忘れずに、未来に向かって大きく羽ばたいていってください」
などとエールを送った。大谷選手のメッセージは、JALが18年に「サポート契約」を結んだのが縁。24年4月2日には全日空(ANA)がドジャースと「オフィシャルジャパニーズエアラインパートナー」として複数年契約で合意したと発表したが、大谷選手は引き続きドジャースのユニフォーム姿で登場した。
大谷選手は最後に「応援しています」という一言とともに紙飛行機を飛ばしたが、ミャクミャクの姿は確認できなかった。