フジ第三者委会見で「ロボット音声」? 「知らないと誤解しちゃう」、電動式人工喉頭に理解求める声

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   フジテレビの親会社・フジ・メディア・ホールディングス(HD)は2025年3月31日、フジテレビと中居正広氏をめぐる問題に関する第三者委員会の調査報告書を公開し、第三者委による会見を開いた。

   SNSでは、会見に参加したジャーナリストが使用していた「ロボット音声」にも注目が集まった。

  • 第三者委員会の記者会見の様子
    第三者委員会の記者会見の様子
  • フジテレビのガバナンスに注目が集まっている
    フジテレビのガバナンスに注目が集まっている
  • 第三者委員会の記者会見の様子
  • フジテレビのガバナンスに注目が集まっている

「すみません、私、咽頭がんのため声帯を無くしてまして......」

   SNSで注目を集めたのは、フリージャーナリストの浅野健一氏による質疑応答だった。

   浅野氏は指名を受けると、「すみません、私、咽頭がんのため声帯を無くしてまして......フリージャーナリストの浅野健一と申します」と話しだした。浅野氏は下咽頭がんの手術を受け声帯を失うも、特殊な装置を使って電気的に言葉を発することができる装置「電気式人工喉頭」を用いてコミュニケーションを行っている。

   浅野氏は、初回の記者会見に至るまでの事前調査が不十分だったのではないかと記者クラブへの不信感を語り、「フジテレビだけにその責任を押し付けるのは問題だ」と主張。他のテレビ局の会見はオープンにされていない現状があるとして、「今後、記者クラブをどうしていくのか」とした。

   第三者委の担当者は、「第1回目の記者会見の形式を決定したのは、CX内での決定」とし、「特に新聞、東京新聞さんの方にこの件に関してヒアリング等を依頼したということはございません」と回答した。

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