「語尾が聞こえにくかった」 フジ会見清水社長、被害女性への「お詫び」言い直し

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   フジテレビと中居正広氏をめぐる問題について、フジテレビは2025年3月31日に記者会見を行った。その中で、清水賢治社長が被害女性へのお詫びを改めて述べる場面があった。

   同日フジテレビの会見前、この問題を調査する第三者委員会が記者会見を行った。調査報告書は、フジテレビの親会社・フジ・メディア・ホールディングス(HD)の公式サイトで公開された。

  • フジテレビ・清水賢治社長
    フジテレビ・清水賢治社長
  • 中居正広さん(2020年2月撮影)
    中居正広さん(2020年2月撮影)
  • フジテレビ・清水賢治社長
  • 中居正広さん(2020年2月撮影)

再生、改革に向けての方針明らかに

   会見冒頭、清水社長は第三者委員会の調査報告を受けてのコメントを述べた。その終盤、「最後に、改めて被害女性にお詫びすると同時に、会社が委託した第三者委員会の調査に協力してくれたことに対して、深く感謝を申し上げたいと......」と話したが、その語尾は「『思いません』」と聞こえた。

   その後、清水社長はフジテレビの再生、改革に向けての取り組みや方針について説明した。

   説明の後、清水社長は「先ほど語尾が聞こえにくかったようですので、言い直させてください」とし、改めて「最後に、改めて被害女性にお詫びすると同時に、会社が調査を委託した第三者委員会の調査に協力してくれたことに対して、深く感謝を申し上げたいと思います」と言いなおした。

   第三者委の報告書では、トラブルは「『業務の延長線上』における性暴力」だったと認め、フジテレビの一連の対応は「経営判断の体をなしていない」と評価。フジテレビの人権意識の低い企業体質などを指摘した。

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