2025年3月31日未明から朝にかけ、「X」で投稿やタイムラインの閲覧ができなくなる障害が発生した。
Xでは、「Twitter不具合」「Twitter調子」「Twitter君」など、「Twitter」の名前を使った投稿が相次ぎ、ネットの笑いを誘っている。
「Twitter不具合がトレンドなるの草」
31日に発生した障害では、「ポストを読み込めません」と表示されてタイムラインが読み込めなくなるほか、新規ポストが反映されないといった状態が続いた。独自のアルゴリズムを用いて、ユーザーの興味・関心のありそうなツイートを表示する「おすすめ欄」の投稿が表示されないという声も上がった。31日11時現在、不具合は解消されている。
不具合の発生に際し、Xでは「X不具合」「Xの調子」などの単語がトレンド入りした。しかし、Xトレンドの上位を占めていたのは「Twitter不具合」「Twitter調子」「Twitter君」など、いずれも旧サービス名「Twitter」を含むワードだった。
ツイッター(Twitter)はイーロン・マスク氏に買収され、23年7月にサービス名を現在の「X」に改めた。ブランドロゴも青い鳥のシルエットから黒いXのマークに変更され、ユーザー投稿の名称は「ツイート」から「ポスト」になった。24年5月にはURLも「twitter.com」から「x.com」へと変更された。
新たなサービス名やロゴに関する日本のユーザーらの反応は芳しくなく、改名から約1年8ヶ月経つ現在も、いまだ多くのユーザーらに「ツイッター」の名前が広く浸透している。これまでも、不具合発生のたびに「ツイッター」を含むワードが多くトレンド入りしてきた。
今回の障害発生に際しても、「Twitter不具合が起きる度にXじゃなくてTwitter不具合がトレンドなるの草」「みんながTwitter不具合で呟いてくれるおかげで、トレンドからすぐTwitterの不具合を知れるのほんま好き。不具合があるのにTwitterで呟くし、Twitterで検索する。ほんでXじゃない人みんな仲間」など、「ツイッター」のトレンド入りを面白がる声が目立つ。
「えっくす君調子悪そうだねぇ...無理せずTwitterに戻っても良いんだよ」「最近Twitter鯖落ちしすぎ 青い鳥に戻って」など、ツイッター愛を再確認するユーザーも少なくないようだ。