韓国メディアが、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手(23)の投球を酷評した。
「もともと大リーグのレベルではなかった」
佐々木は30日(日本時間)に本拠地ドジャースタジアムで行われたデトロイト・タイガース戦に先発し、2回途中で降板した。
東京での開幕シリーズ第2戦(シカゴ・カブス戦・19日)に続く、大リーグ2度目の先発。カブス戦では、制球に苦しみながらも、3回を投げ被安打1、3奪三振、5四球、1失点(自責1)だった。
タイガース戦でも初回から制球に苦しんだ。
初回、2本のヒットと1つの四球で2死満塁のピンチを迎え、6番マヌエル・マーゴー外野手(30)のピッチャー前ヒットで先制を許した。なおもピンチは続き、2死満塁からトレイ・スウィーニー内野手(24)に粘られ、押し出しの四球で2点目を献上した。
2回も制球が乱れ、先頭打者に四球を与えた。後続を三振、ショートフライに打ち取るも、3番スペンサー・トーケルソン内野手(25)に四球を与え、2死1、2塁としたところで降板した。
この日は打者12人に対して、被安打3、2奪三振、4四球、2失点(自責2)だった。
野球人気が高い韓国では、大谷翔平選手(30)が所属するドジャースの注目度は非常に高く、鳴り物入りした佐々木への注目度は、大谷並みだという。
地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、佐々木の2度目の大リーグ先発を速報。「100.5→96.9マイル、佐々木はどうした? もともと大リーグのレベルではなかった」などのタイトルで記事を公開した。