iPhone SEシリーズから最新のiPhone 16eに機種変更をした人、あるいはこれから機種変更をする人は、「通信キャリアの契約プランの進化」に驚かされるはずだ。
というか、筆者が驚かされたその1人で、プラン次第では「通信量が無制限になった」のですね。
iPhone SE3の登場は2022年3月、SE2の登場は2020年4月。これらの端末を購入した時に組んだ契約のままであれば、それは古いもの。したがって、16eに機種変更することで、むしろ料金プランが安くなるか、それまで契約していた「余計なもの」を省ける可能性が出てくる。
「大手キャリア×SEユーザー」は機種変やプラン変更をしたら、月々の通信料が安くなるのだろうか。筆者の経験を交えながら見ていきたい。
こちらが行動しなければプランは変わらない!
iPhoneは毎年新ナンバーが発表されているが、SEシリーズとその流れを汲む16eはそうではない。
上述したように、後継機種投入の頻度は2~3年。いまや「2~3年」とは短い期間ではなく、その間に技術の進歩や通信インフラの構築が急ピッチで行われている。
auと契約している筆者がSE2を入手した時は、まだ25GB制限プランしかラインナップがなく(それ以上に多く利用できるプランは存在しなかった)、販売店でそれをすすめられて半ば惰性で(!?)プランを組んで......という流れだった。
ところが、それから5年の間に時代が変わり、通信量無制限プランというものが登場した。
にもかかわらず、プランの変更というのは、ユーザーが能動的に行わなければならない(当然であるが)。すでに新規受付を終了したプランも、ユーザーが何もやらなければ継続されていくのだ。
つまり、筆者はすっかり過去のものになった有制限プランにカネを払い続けていたわけである。テクノロジーライターと称している筆者が、この体たらく......恥ずかしい!