快進撃の浦和実業120キロ変則左腕・石戸颯汰、衝撃の投球 なぜ打てない?プロスカウトの評価は?

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   野球は奥深い。2025年春のセンバツは、健大高崎・石垣元気がセンバツ最速の155キロを計測し、横浜・織田翔希を筆頭に150キロを超える直球が武器の投手が話題になる中、異色の左腕として脚光を浴びているのが浦和実業の左腕・石戸颯汰だ。

  • 春のセンバツ注目の選手は
    春のセンバツ注目の選手は
  • 第97回選抜高等学校野球大会 組み合わせ表(日本高等学校野球連盟ウェブサイトより)
    第97回選抜高等学校野球大会 組み合わせ表(日本高等学校野球連盟ウェブサイトより)
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右足を顔付近まで高く上げる独特なフォーム

   細身の体から、右足を顔付近まで高く上げる独特なフォームで投げ込む直球は120キロ台。だが、打者が振り遅れてポップフライを連発する。チェンジアップの精度も高い。

   昨年秋の秋季大会で浦和学院から2安打完封勝利を飾るなど、公式戦8試合で防御率0.72と抜群の安定感を見せた実力はフロックではない。

   同校は春夏通じて初の甲子園出場だったが、マウンド上で飄々と投げ込む姿は緊張と無縁だ。1回戦・滋賀学園戦で6安打完封勝利を飾ると、2回戦・東海大札幌戦も5回から救援登板して4回無失点の快投。

   準々決勝の聖光学院戦も7回からマウンドに上がり、タイブレークの延長戦を含めて5回無失点に抑え、ベスト4進出の立役者となった。

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