ナプキン騒動の三重県議、批判に反論 「まさに社会の問題」

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   共産党の吉田紋華(あやか)三重県議会議員が2025年3月26日にXを更新し、自身が投稿した市役所のトイレへのナプキン設置を訴えるポストに寄せられた批判に反論した。

  • 津市役所。トイレに生理用ナプキンを置くべきだという論争が展開されている
    津市役所。トイレに生理用ナプキンを置くべきだという論争が展開されている
  • 吉田紋華(あやか)県議のポスト。「性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべき」だと訴えた。改めて持論を展開した
    吉田紋華(あやか)県議のポスト。「性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべき」だと訴えた。改めて持論を展開した
  • 津市役所。トイレに生理用ナプキンを置くべきだという論争が展開されている
  • 吉田紋華(あやか)県議のポスト。「性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべき」だと訴えた。改めて持論を展開した

「自分のことは自分で管理して」の声も

   発端となったのは、吉田氏が25日に投稿した生理に関するポスト。吉田氏はこの日いきなり生理になったと明かしつつ、「用があって寄った津市役所のトイレにはナプキンは残念ながら配置されてなかった」「トイレットペーパーみたいに、生理用ナプキンをどこでも置いてほしい」と訴えていた。

   しかし、この投稿にネット上からは、市役所内にコンビニがあることを指摘する声や、非常時に備えてナプキンを携帯しておくべきだという声が集まる事態になっていた。

   これを受け、吉田氏は26日のポストで、「『生理への対処は自己責任』とされていますがそれでいいのでしょうか」と反論した。

   また、「パーソナルイズポリティカル。ジェンダー的な個人の問題はまさに社会の問題」とつづり、「性と生殖に関する困りごとを福祉的に解決することに、税金を使うべきです」と呼びかけていた。

   一方、この投稿には、

「子供じゃねーんだから自分のことは自分で管理してください」
「あなたが生理用品を不携帯だった事と生理用品を公的負担で支給する事は別の問題です」
「それを考えてるならオムツを無料にすることも考えてみたら?」

といった指摘が集まっていた。

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