GACKT、大阪ストリートピアノの注意喚起を批判 「最初から上手く弾ける人なんていない」

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   ミュージシャンのGACKTさんが2025年3月24日にXを更新し、「練習は家でしてください」と呼びかけた大阪市の商業施設内にあるストリートピアノの公式アカウントの投稿に苦言を呈した。

  • GACKTさん(2015年撮影)
    GACKTさん(2015年撮影)
  • GACKTさんは「弾く側と聴く側、どちらにもリスペクトがあれば乗り越えられる問題」だと指摘した
    GACKTさんは「弾く側と聴く側、どちらにもリスペクトがあれば乗り越えられる問題」だと指摘した
  • GACKTさん(2015年撮影)
  • GACKTさんは「弾く側と聴く側、どちらにもリスペクトがあれば乗り越えられる問題」だと指摘した

「不完全さこそが音楽の良さでもある」

   発端となったのは、大阪府大阪市の大型商業施設ATCシーサイドテラス内のフードコートに設置されたストリートピアノ「南港ストリートピアノ」の公式Xアカウントが22日に投稿したポスト。

   ポストには、「ストリートピアノの演奏者の方へ」と題されており、「【お願いです】練習は家でしてください」「練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです」「誰かに届いてこそ『音楽』です。手前よがりな演奏は『苦音』です」などと記されており、ネット上から賛否両論が集まっていた。

   この投稿を受け、GACKTさんはXで、「手前よがりな演奏は苦音か...笑」と呆れつつ、「確かに、そう聞こえてしまう瞬間もあるかもしれない」とつづった。一方、「でもこれは、弾く側と聴く側、どちらにもリスペクトがあれば乗り越えられる問題だと思う」と指摘した。

   GACKTさんは、「最初から上手く弾ける人なんていない」といい、「誰もが不器用で拙い一歩から始まり、練習を重ねながら少しずつ前に進んでいく。未熟さを笑ってしまったら、成長の芽はそこで止まってしまう」と失敗こそが成長の糧になるという自身の考えをつづった。

   また、「どんなプロだってミスタッチはする」とし、「完璧じゃないからこそ伝わるものがあり、不完全さこそが音楽の良さでもある」とつづっていた。

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