所属事務所「ADOR」からの契約解除を宣言し、新たなグループ「NJZ(エヌジェージー)」として活動する意向を示していた韓国の5人組ガールズグループ「NewJeans」が2025年3月24日、活動の休止を発表した。
プロデューサーの独立トラブル→事務所からのいじめ告発
NewJeansをめぐっては、ADORの前代表でグループのプロデューサーだったミン・ヒジン氏について、独立をめぐるトラブルが露見。親会社のHYBEとの確執により、ミン氏は24年8月にADORの役職を解任された。
NewJeansのメンバーらはこうしたトラブルを受け、24年10月には韓国国会の国政監査に出席し、HYBE側からのいじめ行為を受けたと告発。11月には、ADORがアーティストを保護する義務を怠ったなどとして契約解除を宣言した。ADOR側は12月、専属契約の有効性を確認する裁判を提訴していた。
25年2月6日にはグループ名を「NJZ」に改名し、活動を開始するとしていたが、3月21日にソウル中央地裁がADOR側の主張を認める決定を出し、グループがADORから離れ、独自の活動をすることを認めないとしたため、メンバーらの動向に注目が集まっていた。