「極めて重大かつ許されない不敬行為」で「観光目的での参入を全てお断り」 対馬の神社が異例声明

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「神様に対する尊崇、崇敬の念をもってきちんとお参りしてくれる人」はOK

   観光客の立ち入り禁止措置に伴い、「国内外バスツアーを含め、観光目的での参入を全てお断り申し上げます」という。

   理由については、「当神社では、3月22日(土)16時頃、極めて重大かつ許されない不敬行為が外国人によって行われました」と明かし、関係各所への相談を経ても問題は解決しなかったと訴えた。

「幾度となく市役所、観光物産協会、長崎県警察には相談してまいりましたが、解決には至らず、職員一同、神域を荒らされるというたえがたい精神的苦痛に加え、職員への度重なる暴言、暴力には、神社運営の危機を感じざるを得ません」

   厳しい対応をとることになった理由について、「インバウンドが日本人が大切にしてきた場所とモノと人を壊して行く様は、日本文化の崩壊にほかなりません。遺憾の意をここに表明し、神社と人の心を守るために行動させていただきます」と主張している。

   続く投稿では、立ち入りを許可する人についても説明している。

   「崇敬者とは、神様に対する尊崇、崇敬の念をもってきちんとお参りしてくれる人のことです。そういう心をもった方々はどうぞご自由にご参拝ください」としつつ、「逆にいえば、テーマパークだとか、写真ばえするだけの場所としてしかみていない参拝しない方々は崇敬者ではないということです」とした。

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