「うたコン」出演は「すごく嬉しかった」
―― 先ほど写真撮影でNHKの話をしていて思い出したのですが(編注:インタビューが行われたスタジオからNHKが見えていた)、22年10月には「うたコン」(NHK総合)に出演していました。当時は須田亜香里さん(33=22年卒業)が卒業を控えていました。うたコンに出られた、というのは、やはりグループにとって大きな出来事だったのですか。
熊崎: すごく嬉しかったですし、私達が歌わせていただくだけではなくて、郷ひろみさんとコラボさせていただいたり、すごくいい経験をさせていただきました。(14年に単独コンサートを行った)バンテリンドーム ナゴヤに絶対に立ちたい、という夢があるのですが、それに近づくためには、知らない方にも存在や魅力を知ってもらうことが一番の方法だと思うので、まずはたくさん露出をしたいです。
―― 1月14日の番組冒頭、熊崎さんは
「これから、ますます名古屋で愛され、名古屋に貢献できるアイドルグループに成長できるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。そして、東海地方を代表できるグループとして全国区で活躍できるように全力で頑張ります!」
とあいさつしていました。これほど「名古屋」を強調するのは珍しいように感じています。このメッセージに込めた思いを聞かせてください。グループとしても地元密着を強調していく、ということでしょうか。
熊崎: 本当にたくさんのアイドルグループがデビューする中で、「地元がある」というのが、AKB48グループの強みだと思っています。「帰る場所がある」みたいな......。私たちはこの名古屋で育てられ、たくさんの方に愛されて、いろいろな場所に行けているという感謝の気持ちを持っているので、名古屋の良さを広めていけるように頑張っていきたいです。逆にSKE48を知って、名古屋という場所の良さを知ってもらえるきっかけにもなると思うので、全国と名古屋をつなげられるようなアイドルになれたらいいと思い、こうやって発信させていただきました。名古屋、愛知県の自慢のアイドルが話題になったときに、一番に出るのがSKE48でありたいと強く願っています。