ドワンゴが運営する動画共有サービス「ニコニコ動画」について、ユーザー向けにサービスの改善や進捗の報告を行う「ニコニコ窓口担当」が2025年3月21日、【ニコニコでの犯罪予告コメントに関するお知らせ】を公開した。
「内容に応じて必要な措置を適宜行っています」
ニコニコ窓口担当は21日、「ニコニコの投稿コメントにおける犯罪予告への対応について」とのお知らせを公開し、ニコニコサービス上でのコメントに関するトラブルへの対応を明かした。
「他者の表現を妨害するものやコミュニケーションの阻害を目的としたもの、暴力的な内容を含むものなど、プラットフォームとして許容できないコメントに対しては、コメントの削除やコメント投稿者の利用制限/プロバイダへの通報など、内容に応じて必要な措置を適宜行っています」
「犯罪予告」にあたるコメントには、さらに厳しい対応を行うとした。
「対象が特定個人/不特定多数などを問わず、殺害予告や爆破予告をはじめとした『犯罪予告』にあたると判断できるコメントに対しては、その内容に応じて、上述の措置にくわえて、運営から警察への通報や、警察からの照会に応じてコメント投稿者のアカウント情報や通信ログなどの情報提供を行っています」
ユーザーに向け、「インターネット上における犯罪予告は『いたずらのつもりだった』『冗談のつもりだった』『盛り上げようと思った』などは通用しません」とし、犯罪予告にあたると思われるコメントや不適切なコメントが見受けられた場合、「コメント通報窓口フォーム」から通報して欲しいと呼びかけた。
「自分の動画や生放送などにおいて犯罪予告のコメントを受けてしまった方」に対しては、フォームを通じた通報のほか、「警察への相談や、緊急の場合には110番通報を行うなど、ご自身の身の安全を第一に考えて行動してください」としている。