斎藤元彦知事「わいせつ文書」発言も中身見ておらず 県は情報非開示を決定、知事「公開前提で話していない」

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知事個人の見解を問われ

   3月19日の定例記者会見では、県が文書を非開示としたことで、5日の斎藤知事の発言との整合性について追及する記者から厳しい質問が相次いだ。

   知事は、県の判断について「情報公開条例の趣旨に基づいて、非公開ということを判断された」と説明。また、知事個人の見解を問われると「行政としての判断となるので、個人の見解として公益上に資するかどうかのコメントをするのは差し控えるのがいいと思う」と慎重な回答を崩さなかった。

   文書の情報公開の可能性について知事が言及していた点を質問されると、「公開する、しないをそもそも前提として発言しておらず、情報公開請求が来れば、そこから情報公開条例の条文や趣旨にのっとって、請求について一つ一つ判断していくことを申し上げた」と説明した。

   ネット上では、「わいせつ文書だからと処分したことの正当性を主張している本人は文書を見ていないと言う。どう判断して処分したのかと新たな疑惑」「斎藤知事は文書もみてないはずなのにわいせつとか言ったが、根拠のない伝聞で発言するって異常」と斎藤知事の姿勢を批判する意見があがった一方、「わいせつで倫理に劣る行為の証拠を公的PCに保存している時点でプライバシー以前の問題」との声もあった。

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