アンテナショップは故郷の実家のようなもの
ただ、ここにきて課題も浮上している。
東銀座にあった群馬県の「ぐんまちゃん家」は採算性などを考慮し、2022年暮れに閉店した。
宮城県では、2023年1月から、マーケティングの専門家や大学教授、食品製造事業者らを集めて「首都圏アンテナショップ在り方検討懇話会」を設置し、アンテナショップの必要性を議論した。
2024年9月まで8回の会合を開き、県としてアンテナショップを設置することよりも、県産品について首都圏以外の人たちもターゲットする方針を打ち出し、ネットも活用して事業者の販路拡大を支援していくことにした。県の事業として20年間続けてきた、池袋の「宮城ふるさとプラザ」は2024年12月15日で閉店した。ただ、アンテナショップは捨てがたく、県ではなく、宮城県物産振興協会が独自に開くことになり、2025年1月28日に場所は茅場町に移して同じ店名で再開した。26年3月までの仮店舗で、その後も場所を移して続ける予定だという。
関係者を驚かせたのが、「宮城ふるさとプラザ」を再開させるために協会が実施したクラウドファンディングだ。目標の2000万円を越す2823万円が集まった。アンテナショップは首都圏の人にとって「実家のようなもの」という根強い人気がある。
(経済ジャーナリスト 加藤裕則)
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