中国のスマホメーカーXiaomi(シャオミ)はフラッグシップモデル『Xiaomi 15』シリーズの日本発売を2025年3月13日にアナウンス。「Xiaomi 15 Ultra」に搭載される「2億画素」対応の4.3倍望遠カメラなど、その性能はさっそくながら大きな話題を生み出している。
その一方、Xiaomiはこんな製品も開発している――。スペイン・バルセロナでの新製品発表会で紹介されたのは、その名も『Xiaomi Electric Scooter 5 Max』。電動キックボードである。
「なぜスマホメーカーが電動キックボードを?」と思われるかもしれないが、実はスマホと電動キックボードには大きな共通点がある。
スマホと電動キックボードは意外と似ている?
日本ではあまり知られていないかもしれないが、Xiaomiは電動モビリティーメーカーとしての実績も有している。
スマホメーカーとは、言い換えれば、充電池製品内蔵機器メーカーである。大きさの違いはあれど、ようするに、丈夫で長持ちする電池を開発できる企業でなければ、どちらも作ることができない。
また、昨今のモビリティーはスマホアプリとの接続を前提に設計されている。そのあたりは、やはりスマホメーカーの得意分野である。
その上で、最近では電動キックボード向けのパワフルなモーターも開発されている。