「旧姓の通称使用」企業64%がOK 女性のキャリア継続のため「事務手続きが面倒」は言い訳にならず

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システムや人事管理を見直せば、旧姓使用は広がっていく

――担当者として、旧姓使用を認める企業は今後も増えると思いますか。また、増えるためにはどんな環境整備が一番大切だと思いますか。

調査担当者 選択的夫婦別姓については、さまざまな賛否の声がありますが、企業では主に女性のキャリア分断をさけるため、職場における旧姓の通称使用が広がってきています。導入を検討している企業もあることから、旧姓使用を認める企業は今後も増えると考えています。

増加していくためには、システムや人事管理の見直しが重要です。たとえば、「運用上の見直しで、円滑に進めていける」(鉄鋼)や「システム的に標準対応されている」(金融)といった事例が示すように、適切な業務運用の見直しやシステム整備が負担感を軽減して、旧姓使用の導入を促進する要因となりえるでしょう。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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