ミュージシャンのGACKTさんが2025年3月18日にXを更新し、11日に発生した動画配信者の刺殺事件をめぐる金銭問題について言及した。
「借りた者は忘れ、貸した者だけが覚えている」
動画配信アプリ「ふわっち」で「最上あい」と名乗り配信を行っていた人気ライバーが、過去に借金をしていた男性に配信中にサバイバルナイフで刺殺されたこの事件。
容疑者の男は2023年に返済を求める訴訟を起こしており、最上さんには約250万円の支払いを命じる判決が出ていた。しかし、最上さんは3万円を返済後に男性との連絡を絶っていたとのこと。
一方、最上さんはふわっち内の人気を示すランクシステム「配信者グレード」では、10段階でもっとも高い「プラチナプラス」だったことが報じられている。
GACKTさんはXでこの事件についてまとめたショート動画を引用し、「【借りたカネは返す】これ当たり前のことなんだけどな」「『借りた者は忘れ、貸した者だけが覚えている』これが現実」とつづった。
また、GACKTさんは自身の考えとして、「だから、人とのカネの貸し借りはしない。ボクもほとんど返って来た試しがない」と明かしていた。
「カネより大切なものを失うことになる」
さらにGACKTさんは、借金を求める人に対して「借りる側はどうしても必要なら金融機関から借りろ」と指摘し、「それをできない者が人から借りるってのはそもそも『返す当てが無い、返す気がない』と言ってるのと同じだ」と断言した。
一方、借金を求められた人に対しては「どうしてもカネ貸して欲しいと頼まれた時、力になってやりたいと思うなら貸すよりくれてやれ。ボクはそうしてる」とし、「それが出来ないならするな。たとえ、親友でも親でも夫婦でも。カネより大切なものを失うことになる」とつづっていた。
なお、GACKTさんが引用した動画では最上さんが動画配信で高額な収益を上げていたと紹介していたが、金額はあくまで推定値となっている。
【借りたカネは返す】
— GACKT (@GACKT) March 18, 2025
これ当たり前のことなんだけどな。
『借りた者は忘れ、貸した者だけが覚えている』
これが現実。
だから、人とのカネの貸し借りはしない。
ボクもほとんど返って来た試しがない。
借りる側はどうしても必要なら金融機関から借りろ。
それをできない者が人から借りるってのは… https://t.co/kHVvLZa1Ot