兵庫県明石市の元市長・泉房穂氏(61)は2025年3月18日、自民党の舞立昇治参院議員が商品券配布問題を巡る発言を撤回したという報道を受け、「マスコミの慣例として普通に厳しく追及しそうなものだが、この件に関しては、やたら追及が甘い」などとXで持論を展開した。
「普通に厳しく追及しそうなものだが...」
石破首相が自民党所属の衆院1期生議員に10万円分の商品券を配布した問題を巡り、舞立氏が3月16日、鳥取市で開かれた党会合で「歴代首相が慣例として普通にやっていたことだ」と発言したと、複数メディアが報じた。だが、翌17日、この発言を「事実誤認、推測に基づく」として撤回したという。
これを報じた記事を引用した泉氏は17日、「いきなりの発言撤回とは、自民党って"何でもアリ"の政党だ」とXで批判。「自民党の政治家を続けていると、"慣例"として"普通"に嘘がつけるようになるのだろうか」などと揶揄した。
翌18日には、この発言撤回を巡る報道に対し、泉氏は「マスコミの慣例として普通に厳しく追及しそうなものだが、この件に関しては、やたら追及が甘い」と記し、「マスコミの政治部の記者たちも、慣例として普通に商品券やスーツのお仕立て券などをもらっていたからだろうか」と推測した。