「凱旋登板」佐々木朗希、球速低下の原因は変化球? 元最多勝投手が分析「腕がちょっと横振りになっている」

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「彼の良いところは、バレーボールのスパイクみたいな角度」

    スポーツ紙の報道によると、23年シーズンの直球の平均球速が159.3キロだったのに対し、24年シーズンは155.9キロまでに落ちたという。

    武田氏は、球速が落ちた要因を「スライダー」と推測し、次のように持論を展開した。

    「スライダーを投げだしてからスピードが落ちている感じがしてならない。ストレート(の投げ方)が、ちょっと横振りになっているんじゃないかな。スプリットと真っすぐだったら、上から叩きつける。彼の良いところは、バレーボールのスパイクみたいな角度で球が来るから、バッターが打ちづらい。フォークも見極めづらい。スライダーを投げることによって、ちょっと(腕が)横振りになっている」

    果たして佐々木の球速は戻るのか。武田氏は今後について、こう語った。

    「本人の見解がどうだか分からないが、ただドジャースのコーチと練習をして、回転数を上げたり、スピードが上がるようにやっていると言っていた。スピードガン的には99マイル(159.3キロ)でしょ。本当はそんなものじゃない。今までの平均と、1番速い球が同じくらいになってしまった。その辺の細かい練習とか、やり方はコーチを呼んでやっているんでしょ」

    佐々木はオープン戦2試合に登板し、合計で7回を投げ、7奪三振無失点。18日にドジャースと大リーグ契約を結び、19日に東京ドームで行われるカブスとの東京シリーズ第2戦で先発を予定している。

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