スマホの乗り換え先どこが人気? 楽天モバイルが一人勝ち、SoftBankが乗り換えられ1位に...調査担当者に聞く

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格安スマホが10~20代にだけ人気の理由

   J‐CASTニュースBiz編集部は、MMD研究所の調査担当者に話を聞いた。

――今回の調査、最も乗り換え意向が低いのが楽天モバイル、また、乗り換え先のトップも楽天モバイルです。楽天モバイルの一人勝ち状態ですが、こと乗り換え先の人気度がこれほど高い理由は何でしょうか。
また、Y!mobileも乗り換え検討先の2位に浮上していますが、その理由は何でしょうか。

担当者 アンケートデータから見る楽天モバイルの人気の理由は、容量無制限で税込み3278円というコスパの良さと、楽天経済圏を活かした楽天ポイントの還元の魅力になります。特に楽天市場や楽天カードなど、楽天サービスを利用している方に楽天モバイルの魅力をうまく訴求していると思います。

2位のY!mobileはソフトバンクのサブブランドで、通信料金を抑えることができ、端末セット販売や店舗数の多さ、安定した通信品質など、大手キャリアならではの安心感があります。特にお子さんの初めての携帯契約や年配層の方に人気です。テレビ通販などご年配の方に向けた販売方法も特長です。

――格安スマホ(MVNO)が10代ではトップですね。しかし、20代(2位)以外では、各年代で3位以内にも入りません。10~20代でだけ人気がある理由は何でしょうか。

担当者 MVNOは全体のシェアは1割ほどなので、大手キャリアの中で乗り換え先の上位に入るのはかなり難しいです。その中でも10代で乗り換え検討が1位となっているのは、格安SIMと呼ばれるMVNOが若い世代に認知と理解が浸透していること、そして何としても通信料金を安くしたいニーズが高いことだと思います。

MVNOはネット契約が主流であり、ネットの宣伝が中心のため、ネット世代の認知が浸透してきていると思います。
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