千葉県知事選制した熊谷俊人氏、Xで当選の弁 低投票率も念頭?「消極的・消去法的に投票した方も」

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   任期満了に伴う千葉県知事選が2025年3月16日に投開票され、無所属現職の熊谷俊人氏が2回目の当選を果たした。これを受けて熊谷氏はXでコメントを発表している。

  • 千葉県知事選で再選を果たした熊谷俊人氏(2021年12月撮影)
    千葉県知事選で再選を果たした熊谷俊人氏(2021年12月撮影)
  • 再選を決めた熊谷俊人氏。当確が出た直後の様子をXに投稿した
    再選を決めた熊谷俊人氏。当確が出た直後の様子をXに投稿した
  • 千葉県知事選で再選を果たした熊谷俊人氏(2021年12月撮影)
  • 再選を決めた熊谷俊人氏。当確が出た直後の様子をXに投稿した

投票率は前回を7.06ポイント下回る31.93%

   立候補したのは4人。再選を果たした熊谷氏は、立憲民主党、日本維新の会、自民党、公明党、国民民主党の与野党各党県組織および市民ネットワーク千葉県が支持した。

   残る3候補は、共産党の推薦を受けた無所属新人で元国会議員秘書の小倉正行氏、諸派新人で政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦氏、そして諸派新人で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏だった。熊谷氏は残り3人に対して圧倒的な得票差で再選を果たした。

   SNSでは選挙に際し、熊谷氏を積極的に支持したいわけではないが、それ以外に投票できる候補もいないとして嘆く声も相次いだ。

   これを反映したのか、投票率は4年前の前回を7.06ポイント下回る31.93%だった。

「全ての方々の思いをくみ取り、現場主義を貫きながら」

   当選が確実となった16日夜、熊谷氏はXで「千葉県知事に再度、当選させて頂きました。県民の負託に応えられるよう、次の4年、初心を忘れず全力で県政に取り組んでいきます。改めて投票頂いた皆さまに心から感謝します」と感謝をつづり、コメントを発表した。

   「私に投票した方の中には積極的に支持頂いた方もいれば、消極的・消去法的に投票した方もいらっしゃると思います」と有権者にとって難しい側面があったことも認めつつ、「他候補に投票した方、投票に行かなかった方、そうした全ての方々の思いをくみ取り、現場主義を貫きながら、県民の命と暮らしを守る県政に取り組んでいきます」と決意をつづった。

   人材不足や少子超高齢化への対策の展望などに言及し、「これまで職員や関係者とともに練り上げてきた各分野の施策を、現場で尽力頂いている方々との対話も重ねながら、さらに前進させていきます」とした。

   「私は今回の選挙においても、『「私に託して下さい」とは申し上げない。一人のリーダーで全てを解決することはできない。600万県民の思いと力を結集するため、ともに歩んで頂きたい』と申し上げました。今回の選挙戦を通じて、チーム千葉の輪は確実に広がったと確信しています」としている。

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