NHKから国民を守る党の立花孝志党首が2025年3月14日に都内で演説中にナタのようなもので襲われ、ケガをした事件をめぐり、立花氏が15日、Xで「犯人を取り押さえた」という人からのメールの内容を公開した。
「犯人のナタがズボンの上からかすったらしく、3針縫いました」
複数メディアによれば、襲撃されたのは14日の17時10分頃。東京・霞が関の財務省近くの路上で、立花氏はナタで襲われたとの110番通報があった。襲撃したとみられる人物は現場で身柄を確保されたとしていた。SNSでは、立花氏が襲撃を受ける様子を捉えた動画などが拡散された。
立花氏は15日、事件当時、犯人を取り押さえたという一般人からメールフォームに届いたというメッセージの文面を公開した。
それによると、送り主は「3月14日の事件で、犯人を向かって右側で取り押さえた者です」、「実は警察署で隣の部屋で事情聴取を受けていました」と明かしている。
「立花さんの声が聞こえてきたので『命に別状はないようだ』とわかり、とても安心しました、お大事になさってください」と立花氏の身を案じた。
犯人を取り押さえた際、自身も怪我を負ったという。
「犯人のナタがズボンの上からかすったらしく、3針縫いましたが、痛みはもうありませんのでご安心ください」
また、襲撃後の様子については「取り押さえた後、私を振り払ったり抵抗することもほとんど無く、ただ立っているだけでした」と振り返り、「私は当時凶器が見えず、素手で殴ったものと思い込んでいたので、映像や報道を見てこれほどの騒ぎになっていたことにとても驚きました」としていた。