「ひろゆき」こと実業家の西村博之氏が2025年3月14日、自民党の石破茂首相が自民衆院1期生議員15人に1人当たり10万円相当の商品券を配布した問題に対し、「任期まで首相を続けるのは難しいと思う」などとXで持論を語った。
「たった150万円で退陣って、凄いよね」
石破氏は13日夜の会見で、商品券の配布を行ったことを認めた。「これは会食のお土産代わりに、ご家族への労いなどの観点から私自身の私費、ポケットマネーで用意をしたものでございます」とし、法律に抵触をするものではないと説明している。
24年10月の衆院選で初当選した大空幸星衆院議員も3月13日夜、「私は懇親会の翌朝に中身を確認し、直ちに石破事務所に伺い、お返しいたしました」とXに投稿している。
この問題に対し、SNSでは「国民感情を逆撫でしてることは間違いない」「国民が物価高で苦しんでる時に...」「違法でなければ何してもいいと?」「政治とカネが大問題なのに自ら10万円の商品券配布など、もっての他」などと批判する声が上がっている。
ひろゆき氏は14日、自民衆院1期生議員が商品券を返却したという報道を引用し、「任期まで首相を続けるのは難しいと思う」との見解をXで示した。続けて、「首相を擁護する気はないけど、GDP世界4位で609兆円にもなる国のトップがたった150万円で退陣って、凄いよね」と述べている。