2025年3月18日の大リーグ開幕戦に、ドジャースの大谷翔平選手は打者として先発出場するが、投手に復帰するのはいつなのか。スポーツプロデューサーの長嶋一茂さんがいま一番気になっているのはここだ。14日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」に金曜コメンテーターとして出演、「5月は無理かなあ」と心配顔だった。
ロバーツ監督「終盤にたくさん投げてほしい」
大谷のピッチャー復帰は5月といわれていたのだが、羽鳥慎一キャスターは「大谷さんの投手復帰がちょっと変わってきますよということなんです」とこう伝える。「先月(2月)25日以降、ブルペンで投球練習をしていないということで、事実上、5月復帰というのは白紙になったんじゃないかといわれてます」。
ドジャースのロバーツ監督も「シーズン中盤、終盤にたくさん投げてられるようにすることが重要だ」と語っていて、となると復帰はかなり先ということだ。
一茂さんは、
「去年のワールドシリーズの(スライディングの)時に、左の肩を脱臼してるじゃないですか。それが投球動作に少し支障をきたしてるんじゃないかと言われてて......。(投球)映像なんか見てると、左手の使い方、ムーブメントがやっぱりちっちゃくなっている。どう思います? 五十嵐さん」
と、ゲスト解説の元メジャーリーガーで野球解説者の五十嵐亮太さんに聞く。
肩に痛みはないが......
五十嵐さんは「大谷選手に現地でお聞きしたときに、肩を外旋するときに違和感が出るという話をしていて、痛みとは言っていませんでしたね」と解説した。
一茂さんは「5月はもうないよね」とがっかりしながらも、
「5月から復帰するとか、6月に復帰、7月復帰でもいいんですけど、復帰の仕方って大事だと思う。先発ローテ(ーション)に入るような復帰なのか、まずは1イニング、2イニングくらいから様子を見てというパターンなのか。まあ、後者はありえねえか」
と気が気ではない。でも、3イニングくらいで降板しても、「それでいいと思うんですよね。大谷選手は(バッターで)最後まで見られるわけですから」と、とにかく二刀流・大谷を早く試合で見たいということのようだ。
(シニアエディター 関口一喜)