「ソウルは気に入らなかったのだろうか?」
記事では「ソウルは気に入らなかったのだろうか?」と疑問を投げかけ、こう続けた。
「あえてソウルシリーズを比較対象にしたのは、1年前にドジャース選手団を『特急おもてなし』をした韓国に対して礼儀が全くないと言える。同じチームに3人も日本人選手がいることを意識して日本を推し上げるつもりだったのだろうが、公に韓国を『10倍は劣るところ』と言及したのは考えが浅いとしか言いようがない」
「東亜日報」(ウェブ版)は「あえてなぜ比較する?」とし、「単なるリップサービスなのか。昨年のワールドシリーズ最優秀選手フレディ・フリーマンの発言が物議を醸している」と伝えた。
「sporki」(ウェブ版)は、「韓国ファンに配慮はないのか」「なぜ比較するのか」など厳しい論調で伝えた。
フリーマンの発言を批判的に報じるメディアがある一方で、理解を示すメディアも。「スターニュース」(ウェブ版)は、「フリーマンの発言を切り取ってみると、韓国を誹謗中傷したという疑いを受けることもあるだろう。しかし、インタビュー全体の文脈を見ると、全く問題がないように見える」との見解を示した。
「SPOTVNEWS」(ウェブ版)は、「フリーマンはなぜ東京シリーズをより期待したのか?認めるしかない違い」とのタイトルで記事を展開。記事では「フリーマンだけでなく、ドジャースのメンバー全員が日本行に格別な期待感を抱いている。その理由はやはり大谷の存在だ」と指摘した。
24年に韓国で行われた開幕シリーズでは、パドレスのキム・ハソン内野手(29)が唯一の韓国出身選手だった。昨オフ、キム・ヘソン内野手(26)がドジャースに入団したが、マイナー降格が決定し、東京シリーズに帯同できなかった。