使用禁止時間帯、場所、目的を決めよう
――10~30代ではながらスマホを行っている人が70%以上、特に20~30代では「歩きスマホ」が70%台後半という衝撃的な結果です。これはスマホ依存という精神面と、周囲に危険を及ぼすという安全面で問題ではないでしょうか。
ながらスマホを減らすにはどういう方法があるのか、アドバイスをお願いします。
石原昌さん ながらスマホを行っている人が多いことと、スマホに依存しているとは別だと考えています。とはいえ、周囲に迷惑をかけたり、不快な思いをさせたりするなどのマナー上は問題になる可能性があるため、その場にあった適切な利用をしてほしいと考えています。
ながらスマホを減らすには、使用ルール(使用禁止時間帯/場所/目的/状況を決めるなど)を設けたり、メリハリをつけた利用を意識することがまずやるべきことかと思います。
どうしても、通知が来ると、相手に早く返信しなくては、という気持ちになってしまうので、LINEの通知設定をオフにしておき、自分のタイミングでメッセージのやり取りをする、ということも一つの方法かと思います。
――なるほど。今回の調査で特に強調しておきたことがありますか。
石原昌さん ながらスマホは、行っている本人が気づかずに、他人に不快感を与えたり、コミュニケーションの質が低下したり、公共の場でトラブルの原因になったりする可能性があります。スマホを利用する際には、ぜひマナーを意識して行動していただきたいです。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)