「幽霊屋敷に泊まろう」や「最恐バスツアー」などのホラー系イベントを主催する「暗夜-ANNYA-」の代表、桐木けん坊さんをめぐり、SNSで混乱が起こっている。
「桐木さんが亡くなりました」突然の投稿
「暗夜-ANNYA-」は、ホラー系イベントを多数手掛ける「最恐イベント開催団体」として知られる団体だ。
中でも、完全貸し切り制のイベント「幽霊屋敷に泊まろう」は、"曰く付き"の幽霊屋敷に実際に宿泊し、提示されるミッション「苦えすと」のクリアを目指すというもので、YouTubeやネット記事でもたびたび取り上げられるなど話題を集めている。2025年3月13日現在、「茨城S邸」「北関東Y邸」「四国k動物病院」の3箇所で展開している。
真偽のほどは定かでないものの、イベント特設ページには「実際に霊の目撃情報・事件等が発生した現場に滞在してもらいます」「深刻な霊障があった場合当方一切責任がとれません」といった注意書きがあり、そのリアルさからホラー好きの間で人気を博している。
団体の代表を務める桐木さんは、イベントの主催のほか、心霊系YouTuberとしても活動。心霊系チャンネルへのゲスト出演なども行っている。
団体の公式Xアカウントは12日夕方、「桐木さんが亡くなりました」と投稿した。突然の訃報に、「え、なんで? 桐木さん?」「ちょっと待ってくれ 桐木さん嘘だろ???? マジか???」など、驚きの声が上がった。
「乗っ取りだとしてもあまりにも不謹慎すぎる」
桐木さんは約1時間半後、自らのアカウントで問題の投稿を引用し「いきてます」と訃報を否定。
続く投稿で、「一昨日くらいからインスタではいってたんですが不正ログインされてます いま調査ちゅうです いったんこっちでアナウンスするまで公式アカウントの呟ききにしないでください」と経緯を明かした。
インスタグラムでもアカウントの乗っ取り被害に遭っていることを報告し、「みんなしんぱいありがとう なんとかします」としていた。
桐木さんの投稿には、「心臓止まるかと思った...生きてて良かったです...!」「びっっっっっっくりしたぁー!!!!!! 乗っ取り許せねぇよ!!!!!! マジで肝冷えた......」など、安堵のコメントが相次いだ。
不正ログインの上、虚偽の訃報を投稿するという悪質な行為について、「乗っ取りだとしてもあまりにも不謹慎すぎる」「暗夜のX垢、乗っ取りされてるらしいが、乗っ取り一発目のポストが垢が垢なだけに不謹慎過ぎて全然笑えねぇ」など憤る声も目立つ。
問題となった投稿は、13日11時までに削除されている。