女優、万博の2億円トイレに怒りもツッコミの声 「一般の公衆トイレより安い」

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   女優の毬谷友子さんが2025年3月10日にXを更新し、4月13日に開幕する大阪・関西万博会場に設置されたトイレに怒りをあらわにした。

  • 大阪・関西万博は開幕が1か月後に迫っている(写真は2024年12月撮影)
    大阪・関西万博は開幕が1か月後に迫っている(写真は2024年12月撮影)
  • 毬谷友子さんのポスト。建設費を疑問視している
    毬谷友子さんのポスト。建設費を疑問視している
  • 大阪府の吉村知事の説明。1平方メートルあたりの単価は一般的な公共トイレよりも安いと説明している
    大阪府の吉村知事の説明。1平方メートルあたりの単価は一般的な公共トイレよりも安いと説明している
  • 大阪・関西万博は開幕が1か月後に迫っている(写真は2024年12月撮影)
  • 毬谷友子さんのポスト。建設費を疑問視している
  • 大阪府の吉村知事の説明。1平方メートルあたりの単価は一般的な公共トイレよりも安いと説明している

「さすがに我慢の限界です」

   毬谷さんはXで「これがなんだかわかりますか?2億円かけて作られた万博のトイレだそうです」とつづり、会場内で設置が進められているトイレと見られる写真を投稿した。

   写真には少なくとも6基のトイレが入った個室が映っていたが、外壁として使われているのはトタンと思われる資材。毬谷さんは、「さすがに我慢の限界です。怒りで震えています。明細を国民に見せて下さい」と怒りをつづった。

   また、次の投稿で毬谷さんは、「何処かの運動会の仮説トイレかと思った」と印象を明かし、「大型台風が来たら、あっという間に吹き飛ぶのではないでしょうか?」と疑問を投げかけた。

「子供とか、ここに並べないでしょう?」

   さらに毬谷さんは、トイレが男女兼用となっていることを指摘し、「。。。ありえない。犯罪に狙われたらどうするのでしょうか。。」と問題視した。

   また、「このトイレ、雨樋ついていますか?雨降っても入れますか?私、こうなってしまうのではと勝手に心配です」と斜めになっている屋根から雨が流れてくるのではないかとし、「昨今は、ゲリラ豪雨や線状降水帯が日本中でたくさん発生しているので。。。子供とか、ここに並べないでしょう?」とつづっていた。

   この投稿には、

「こんな派手なだけの仮設トイレみたいなものが2億ですか...」
「どうやったらこれに2億円使えるのかが知りたい」

といった声のほか、

「万博のトイレは一般の公衆トイレより安い」
「日本の設計、施工を舐めすぎ。切取りに悪意ありすぎ」

という指摘も寄せられていた。

   なお、万博トイレについては、大阪府の吉村洋文知事が値段について2月21日にXで説明し、会場トイレの1平方メートルあたり単価は77万円と64万円で、建物物価調査会の調査によると日本の平均単価は98万円だとしている。

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