プロ野球南海、阪神などで投手としてプレーした野球解説者の江本孟紀氏(77)が2025年3月11日までにユーチューブを更新し、低迷する西武について私見を述べた。
「西武は今どん底なので、これ以上下がることはない」
動画は、西武の元監督で野球解説者の伊東勤氏(62)がゲスト出演。江本氏は、伊東氏とともにチームの低迷を分析しつつ、独自の視点から本拠地移転を提言した。
1980年後半から90年代に「常勝軍団」と称された西武だが、19年のリーグ優勝以降、優勝から遠ざかり、23年はリーグ5位、24年は最下位に沈んだ。
松井稼頭央監督(49)が指揮を執った24年は、開幕から極度の不振に陥り、交流戦を前にして松井監督が休養に入った。渡辺久信GM(59)が監督代行を務めるも、チームは復調せず、シーズンを通して91敗を喫した。
西武監督時代に日本一を経験した伊東氏は、現在の西武について、次のように分析した。
「西武は今どん底なので、これ以上下がることはない。ある意味やりやすい。監督としたら、いろいろな手を使いながら思い切った策を取れる。ただ、これだけ負けているので、ファンとしては何とか勝ってもらいたいという気持ちが強い。勝つ野球をするには、何をしていかないといけないか?と言うことにかかってくると思う」