声優の最上あいさんが2025年3月11日、同姓同名の「最上あい」の名前で活動する配信者の女性が同日高田馬場駅(東京都新宿区)近くの路上で男に刺され、その後死亡した事件をめぐり声明を発表した。
「一部ネット報道にて『声優』と表記されたことによる誤情報で......」
被害者の女性・佐藤愛里さんは、「最上あい」名義でライブ配信サービス「ふわっち」の配信を行う人気配信者だったという。
佐藤さんはライブ配信中に襲撃に遭ったといい、SNSでは犯行直後のものだというライブ配信サービスの動画や画像が拡散された。真偽は不明ながら、何も映っていない黒い画面に、パトカーのサイレンが鳴り響き、警察官やみられる人物の声や、騒然となった人々の声が収められている。救急隊員とみられる人物が「分かりますか? 分かるかな? CPA(心肺停止状態)!」とも話している。
報道によると、最上さんと犯人の男には面識があったとみられ、一部では金銭トラブルがあったなどとする情報も出ている。
こうした中、同姓同名の「最上あい」名義で活動する声優・最上さんは11日、所属事務所のカレイドスコープ名義で文書を公開した。
最上さんのSNSには、事件に関連するリプライが殺到する事態となっていた。
事務所の声明では、
「本日、3月11日(火)高田馬場にて起きた事件に関しまして、一部ネット報道にて『声優』と表記されたことによる誤情報で、弊社の『最上あい』と誤解されている状況を確認しております」と誤解が起こっていることを明かし、「本事件に於いて、ご本人様のお悔やみを申し上げますと同時に、本人の安否確認も出来ており、弊社の『最上あい』ではないことをお知らせさせていただきます」と報道の一部内容を否定。
「関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしましたこと、謹んでお詫び申し上げます」とした。
インターネット上で誤った情報が拡散されていることについて「また、現在本人のSNSにて、事件に関するコメントやDMが届いていることや、最上の写真が無断転載されてる事実を確認しております」とし、「事件とは一切関係ございませんので、最上本人のSNSへの執拗なコメントやDM、写真の無断転載はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
ご本人様へのお悔やみ申し上げます。
— 最上あい??? (@aiai_mogamimi) March 11, 2025
事務所から発表がありましたので
ご確認いただければ幸いです。 pic.twitter.com/55KPBDmiym