女性VTuberグループ「ホロライブ」の6周年記念ライブイベント「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」に参加した台湾出身のXユーザーによる投稿が注目を集めている。
「まさか日本に休暇で来て、急病の救護に遭遇するとは」
話題となっているのは、台湾出身のホロライブファン「CuR(@COO55R)」さんによる2025年3月9日の投稿だ。
3月8日・9日に幕張メッセで開催されたライブイベントに参加するため日本を訪れたというCuRさんは、同日のできごとを「まさか日本に休暇で来て、急病の救護に遭遇するとは思いませんでした」と振り返った。
白上フブキさん、大神ミオさん、百鬼あやめさんの3人によるユニット「いろはにほへっと あやふぶみ」のパフォーマンス中、「隣の席で突然大きな騒ぎが起こりました。どうやら誰かが興奮しすぎて、そのまま倒れてしまったようです」。
CuRさんは「EMT(救急救命士)」であり、「使命感に突き動かされ、すぐに様子を見に行きました」という。
観客は「地面に倒れており、口を開けたまま動かず、目は上を見つめたまま瞬きもしませんでした」。「一瞬、OHCA(心肺停止)かと思いましたが、頸動脈を確認すると、まだ脈がありました」。
観客は「非常に危険な状態」と感じられたといい、「彼の様子から、興奮しすぎて血圧が急上昇し、急性脳卒中を起こしたのではないかと疑いました」。スタッフが車椅子を持ってきたため、CuRさんと同じくEMTの友人、周囲の観客と協力して観客を車椅子に乗せ、スタッフに引き継いだという。
当時について「特に印象的だったのは、現場にいた日本人の男性が非常に心配そうに『命はあるのか?』と聞いてきたことです。彼の状態は楽観視できるものではありませんでしたが、私は力強く『はい』と答えました。この思いが彼に伝わっていることを願います」とし、観客の無事を願った。