公演やイベント、5年間で約1600件増加
そこで、「新しいホールは今まで熊本に無かったキャパの2300席に設定」し、「講演会や音響装置を使うライブエンターテイメントなどに特化した音響にこだわったホール」を目指すことに決めたという。
「中途半端なものにならずに特色が出て、さらに熊本市内の他のホールも特徴がそれぞれ活かされる」「今まで熊本で実現しなかったある程度キャパの必要な有名アーティストの公演も学会や国際会議なども誘致できる」との見込み通り、熊本城ホールのオープン以来、「熊本県立劇場や熊本市民会館と3つの施設を合わせて5年間で約1600ものライブなどの公演やイベントが増えている」という。
災害対策や座席の見えやすさなどの配慮にも注力しているといい、「このようにかなり色んな事を考えて建設されたホールですのでこれから多くの皆さんに末永く愛されるホールになってくれればと思います」と思いを明かしている。
サカナクションの山口一郎さんが熊本城ホールについて「我々のようなバンドサウンドであったり、PAを必要とするミュージシャンとしては、音の分離や全体の音量を丁寧に調整できるし、演奏もしやすい。非常に画期的なホール」と褒めて頂きましたが、まさにこのホールの計画・設計時の狙い通りのコメント… pic.twitter.com/uZoMpzrXWG
— 熊本市長 大西一史 (@K_Onishi) March 10, 2025