サカナクション、熊本城ホールの音響を絶賛 市長も反応「計画・設計時の狙い通り」

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「まさにこのホールの計画・設計時の狙い通り」

   熊本城ホールは、熊本市中心部の再開発複合施設「SAKURA MACHI Kumamoto」に併設された劇場だ。建設途中の16年4月に熊本地震に見舞われ、耐震性能向上や避難者受入機能の強化などを経て、19年末に開業した。

   趣味のひとつが「ドラム演奏」だという大西市長は、山口さんの投稿を受け「まさにこのホールの計画・設計時の狙い通りのコメントなんです」と反応。Xで、ホールの「狙い」について詳細を明かした。

   熊本市内には、「クラッシックの生音に向いているとても響きの良いクラッシック専用のコンサートホール」だという熊本県立劇場と、「多目的に使えるホール」の熊本市民会館の二つがすでにあった。

   しかし、前者は「キャパは約1800席ありますが、逆に音が響くため音響装置を使うバンドサウンドには不向き」で、後者は地震による復旧工事を経て音響の改善が進んだものの「キャパは1600席弱で少し小さめ」だったという。そのため、「この二つのホールだけでは熊本ではキャパが足りなかったりホールが空いていなかったりで様々なアーティストがこれまでツアーなどで熊本を素通りする状況が続きました」。

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