男女5人組ロックバンド「サカナクション」の山口一郎さんが2025年3月10日、Xで「熊本城ホール」の設計を絶賛した。
山口さんの投稿を受け、熊本市の大西一史市長は建設の「狙い」について説明した。
「熊本でライブを行う時は、サカナクションとしてはもうここしか考えられない」
サカナクションは、1月より全国ホールツアー「SAKANAQUARIUM 2025 "怪獣"」を展開している。山口さんは10日、「一昨日と昨日、熊本城ホールで初めてのライブだった」と切り出し、感想をつづった。
「全国各地にあるホールで数え切れないくらい歌ってきたが、この熊本城ホールは良い意味で異質だった。音の反響が非常に少なくてデッド(※残響が少ない状態)だ」
「普通の音楽ホールは、反響音で音楽を聴かせるように設計されているが、ここは真逆で、全くと言っていいほど音が反響しないのだ」といい、「我々のようなバンドサウンドであったり、PAを必要とするミュージシャンとしては、音の分離や全体の音量を丁寧に調整できるし、演奏もしやすい」。
「非常に画期的なホールだった。熊本でライブを行う時は、サカナクションとしてはもうここしか考えられない」と絶賛した。
熊本城ホール公式Xは、山口さんの投稿を引用し「最高のライブと最高の誉め言葉をありがとうございました! また絶対当ホールでライブをしてくださいね お待ちしております」と喜びをつづっている。