「兵庫県議会は不信任を出し続けるべき」
昨年の知事選を巡る状況については「斎藤さんの支持者は民意を得たというんだけれども、この民意は邪道で、地方自治法の王道で得た民意ではない。本来、地方議会から不信任決議を突き付けられた知事は、何をやらなきゃいけないかというと、議会を解散して、議会の構成を入れ替えるんです。過半数知事の味方を得ることができたなら、議会とタッグを組んで県政を進めることができる」と独自の見解を主張。斎藤知事が出直し選挙を選んだ理由として「議会を解散して、自分の味方を半分つけるのは大変だから、斎藤さんは議会のことをよく分かっているんで、出直し知事選をやったんですよ。だから、いつまでたっても知事の民意と議会の民意が統合されない」と分析した。
番組では、今後の兵庫県政について、何もしない現状維持、県議会の辞職要求・勧告、不信任決議を提出、知事自らの辞職の3つのシナリオがあることが紹介された。「僕は兵庫県議会は不信任を出し続けるべきだと思う。斎藤さんが辞めるか議会解散をやって、不信任、議会解散、選挙、これはお金がかかったとしても民主主義のコストとしてやるべき」と訴えた。