M-1グランプリ2024のファイナリスト「真空ジェシカ」が2025年3月8日放送のお笑い特番「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)で披露したネタがSNSで話題を集めている。
「あっスイマセン、オンラインカジノやってます」
真空ジェシカは、川北茂澄さんとガクさんによるプロダクション人力舎所属のお笑いコンビだ。21年度から4年連続でM-1グランプリに出場しており、24年大会では初の最終決戦進出を果たした。
M-1グランプリでのキャッチフレーズは「アンコントロール」であり、時事ネタやネットミームなどを多用したしゃべくりネタで人気を博している。
8日放送のENGEIグランドスラムでは、登場時から飛ばした。
せり上がりの舞台に立った川北さんは、うつむきがちに手に持ったスマートフォンを操作。そのまま手元のスマートフォンを触りながらマイクの前に歩み寄る川北さんに、ガクさんが「始まってるから! スマホいじんな!」と声をかけた。
なおも操作をやめる様子のない川北さんに、ガクさんが「何やってんの」とすると、川北さんは「あっスイマセン、オンラインカジノやってます」。ガクさんは「良いわけないだろ、バカが!」と猛烈なツッコミを入れた。
オンラインカジノをめぐっては、M-1グランプリ史上初の連覇を達成した「令和ロマン」の高比良くるまさんが2月、複数メディアによる報道を受け、オンラインカジノ賭博への関与を認めて謝罪していた。
「どうもー、令和ロマンでーす」「違います! あぁ〜」
川北さんはポケットにスマートフォンをしまうと、「どうもー、令和ロマンでーす」とあいさつ。ガクさんは「違います! あぁ〜」と絶叫した。「頼む! ネタだけはやってくれ!! 」と懇願するガクさんの頭に川北さんが手を伸ばすと、金髪のマッシュヘアのウィッグをむしり取った。ウィッグと同じ明るい金色の短髪になり、悲しげに嘆くガクさんの姿に、会場からは驚嘆の声と笑いが上がった。
川北さんはウィッグをサンパチマイクの上にかぶせると、そのままネタに入った。「脳年齢」をめぐるネタを披露し終えると、川北さんはマイクにかぶせたままだったウィッグを手に取り、客席に投げた。
司会のナインティナインの2人は、ウィッグを受け取った観客に「もらえた? プレゼント・フォー・ユーってこと?」「特別やで!」と声をかけ、「......どういうこと?」と困惑していた。
コンビ公式Xは放送終了後、「フジテレビ『ENGEIグランドスラム』生放送をご覧いただき、ありがとうございました! とてもヒヤヒヤしましたが... 真空ジェシカのステージをお楽しみ頂き、ありがとうございました!」と投稿。
続く投稿では、「出番直後、マヂカルラブリー野田さんに『ネタ提出してない箇所あったでしょ?!』と...!」とし、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルさんからのツッコミを受ける2人の写真を公開している。
攻めたネタを披露した真空ジェシカに、SNSでは「真空ジェシカ、川北が階段降りる前に携帯触ってから『これはオンラインカジノの掴みでは...!?』と思ったら、オンカジの掴みしてくれて、令和ロマンの名前も出して、ガクのカツラを取り最後には客席に投げて最高すぎる」「掴みで令和ロマンいじって出脳のネタを地上波でやった真空ジェシカ狂っててまじ最高」などとする声が相次いでいる。
出番直後、マヂカルラブリー野田さんに
— 真空ジェシカ【公式】 (@shinkujessicaO) March 8, 2025
「ネタ提出してない箇所あったでしょ?!」と...!
マヂカルラブリー×真空ジェシカ×オズワルド×ママタルト【テレビ地獄】も
よろしくお願いいたします!????✨#ENGEIグランドスラム#マヂカルラブリー #真空ジェシカ pic.twitter.com/Q9lW9G1Wii