クラファン流行期に登場も、製品化できず消えた 「裏面がAndroid端末」のiPhone向けケース『Eye』の誤算

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筆者も出資...いまだに返金を確認できず

   EyeはWi-Fi限定モデル(小売予定価格189ドル)とセルラー接続モデル(同229ドル)の2種類を公表していた。

   Kickstarterではそれぞれ割引価格で提供すると約束されていたが、結局は製品配送も返金も行われていない。筆者自身、Eyeに出資していたのだが、2025年3月の今に至るまで1ドルの返金も確認できていない。

   2010年代後半に巻き起こったクラウドファンディングブームは、しかしながらこのような「金返せ」案件が頻発していたと言わざるを得ない。斬新な製品は、それゆえに製品化が簡単ではないということをEyeは図らずも示したのだった。(澤田真一)

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