かっぱ寿司「ネタなし」シャリのみ斬新握りが話題 東西で異なる味...広報明かした「本気」のこだわり

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   回転寿司チェーン「かっぱ寿司」が提供している商品の中に、ネタなしで酢飯だけが握られた「本気シャリ」というメニューがあるとして、Xで2025年3月ごろから関心を集めている。どのような狙いで発売に至ったのか、かっぱ寿司側に聞いた。

  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
    「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
  • かっぱ寿司の「本気シャリ」(リリースより)
    かっぱ寿司の「本気シャリ」(リリースより)
  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
    「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
    「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
  • かっぱ寿司の「本気シャリ」(リリースより)
  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供
  • 「本気シャリ」が話題のかっぱ寿司。公式提供

「子持ちにはめちゃ助かる」といった声も

   話題となっているのは公式サイトにも掲載されている定番にぎりのひとつ、税込み110円の「本気シャリ(3貫)」だ。

   寿司皿にシンプルな白いシャリが盛りつけられたもので、Xでは意外性が注目を集めたほか、「子持ちにはめちゃ助かる」「回転寿司、ベビーが食べられるの少ないからこういうのは素晴らしいよね~」「ママと同じものが食べたい系幼児に刺さるんですよね」などと子連れ客の需要を感じさせる声も出ている。

   7日にJ-CASTニュースの取材に応じたかっぱ寿司の運営会社、カッパ・クリエイト広報宣伝部の担当者によると、「本気シャリ」は21年5月から販売している。4年越しに話題になったことになる。発売経緯や「本気」と名付けた理由については、

「かっぱ寿司ではお米本来のおいしさを味わっていただくべく、『シャリ』のみの提供をしており、かっぱ寿司ではシャリに本気という気持ちから『本気シャリ』と名付けております」

と説明した。発売当時のリリースによると、シャリを全面リニューアルし、各種の米を混ぜた「ブレンド米」から山形県産ブランド米「はえぬき」に変えたタイミングのことだった。

「地域の皆さまに寄り添い」酢の割合を調整

   取材では「本気シャリ」の具体的な販売数は回答を差し控えるとしたものの、

「ラーメンの〆としてスープに入れてお楽しみいただくお客様も多く、また生ものが食べられない小さなおこさま連れのお客様からもご好評をいただいております」

と人気ぶりを伝え、下記のように調理のこだわりも明かした。

「地域の皆さまに寄り添い、独自の配合にて東日本と西日本に分けてお酢の配合を変えております。東日本は後味すっきりキレのある味わい、西日本は昆布だしの旨みと適度な甘みでコクのある味わいをお楽しみいただけます。

全店で統一した品質を保てるよう、炊飯の一部は機械に任せていますが、確認作業は人の手で行っております。ネタはなし、醤油も付けず、ひたすらシャリだけを味わうこの斬新な一皿、ぜひお近くのかっぱ寿司でご賞味ください!」

   なお、「かっぱ寿司では沢山ネタをお召し上がりたい方など様々なニーズに向けて、シャリハーフなどもご用意しております」とも同社の取り組みを紹介している。

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