東京都目黒区の老舗ライブハウス・目黒鹿鳴館が、2025年3月6日にXで、都民ファーストの会の山口せいや氏から、無断でポスターを掲示したことへの謝罪を受けたと報告した。山口氏もXで、直接謝罪したことを明かした。
1月に営業終了も2月に再開
目黒鹿鳴館は6日にXで、看板を覆うように掲示されたポスターの写真とともに、苦言を呈する投稿をしていた。
その後、「先程、山口せいや氏がポスターの撤去及び謝罪に来店されました」と報告。山口氏から説明された掲示の理由について、「大まかに言うと当店の移転延期などの事情を勘違いしたとの事で、鹿鳴館は既に移転したとの認識だったそうです」と明かした。
続けて、ポスター掲示への苦言の投稿への反響について、「皆様のお言葉の数々や、ファボ、拡散がこの結果を導いたのだと大変感謝しております」と伝えた。問題になったポストは削除するとした。7日現在、ポストは削除されている。
目黒鹿鳴館は、ビルの老朽化による移転のため、25年1月19日をもって現地での営業を終了したが、その後2月19日に営業を一時再開していた。移転先との契約が白紙になってしまい、現地ビルのオーナーの厚意により「現在の鹿鳴館の賃貸契約を再延長させていただける事になりました」という。