2人組YouTuberの「中町兄妹」が2025年3月4日に動画を公開し、1月28日に埼玉県八潮市で発生した県道陥没事故をめぐる発言を再び謝罪した。
8日には「僕たちが全く知らず、動画の中で話してしまった」
問題となったのは、中町兄妹が2月2日に公開した動画。その中で妹の中町綾さんが日常で事故に気をつけていると話しつつ、「道路とかも最近だと落ちちゃった、穴が開いて落ちちゃって......」と埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故について言及した。
これに対し、兄の中町JPさんが「最近あったな。あったなぁ」と笑いながら手を打ち、「死なないような生き方ずっとしてるんだ」とすると、綾さんも「で、秒で死んだらおもろいよね」と笑うなどしていた。
一連のやりとりに「不謹慎だ」などとする批判が相次ぎ、中町兄妹は8日、動画を削除した上で謝罪を行っていた。
「今回の件は自分たちのモラルのなさが原因です」
いまだ炎上が続く中、中町兄妹は3月4日に「今後の活動について」と題した動画を公開し、再度謝罪を行った。
黒いトップスを着たJPさんが「改めて今回被害に遭われた方々、ご迷惑をかけてしまった方々、不快な思いにしてしまった方々、全ての方に謝罪をさせてください。大変申し訳ありませんでした」とすると、同じく黒いトップス姿の綾さんも「申し訳ありませんでした」として2人揃って頭を下げた。
続けて、JPさんは「今回の件は自分たちのモラルのなさが原因です。本当に全ての責任は自分たちにあり、とても反省してます」とした。
綾さんは、発言の意図について「そして、ニュースの見出しだけで軽率な発言をしてしまって、何も知らずに動画で話してしまったことが、本当に良くなかったと思っています。ただ、被害者の方を笑ったわけではありません。そこだけ、お伝えさせてください」と釈明した。
JPさんは「このような不適切な発言でご迷惑をかけたり、ご心配をかけたり不快な思いをさせたのは初めてではありません」とたびたび炎上を繰り返していることに言及。
今後の対応について「自分たちの意識の低さ、世間とのずれ、モラルのなさ......そこが本当に原因だったと思います。なので、今後はチームの対策として外部から人間を入れ、動画チェックをすることに決めました」とした。
「家族に迷惑をかけて、本当になんて親不幸なことをしたんだなぁ、と」
JPさんは、改めて謝罪をした上で、ファンに向け「DMや応援のメッセージ、本当にとても支えになってます」。「みんなを幸せにするために動画を投稿してるはずなのに、僕たちの行動でみんなを不幸にさせてしまってるのが本当に悔しくて」と後悔を口にした。
炎上をきっかけに誹謗中傷を受けているとして、「家族への誹謗中傷だったり、僕たちは兄妹でやってるのですごく来ていて......それも本当に情けないなって心から思ってます。家族に迷惑をかけて、本当になんて親不幸なことをしたんだなぁ、と思って」とも語った。
綾さんは「たくさんの方にご迷惑をおかけしてしまって、悲しい思いをさせてしまって、本当に反省しています。お仕事をたくさん頂いてる中、お仕事の対しての責任感とか、表に立つ責任感が本当に足りなかったなって思います」と振り返った。
自身に寄せられたDMやメッセージについては「本当にメッセージをいただいてるだけ、ありがたいなって本当に思いました。全て目を通してしっかり反省しています」。
ファンからの応援については「ファンの子のDMも全て見させていただいてて、毎日こう心配の声とかいただいて。本当に心の支えになりました」と感謝を語り、「今後このようなことがないように、本当に表に立ってる意識とか責任感をちゃんと常日頃持って行動したいと思っています」とした。
謝罪動画のコメント欄は承認制となっているが、SNSでは今回の謝罪についても「中町兄妹...ここでも言い訳? とりあえず誠心誠意謝ればいいのよ」「中町兄妹の謝罪動画観たけど、やっぱり反省してる感ないというか過去も炎上してたのに今更休止して考えますってやばくない?」など、厳しい声が相次いでいる。