瓜田純士はなぜ「ブレイキングダウン運営」を批判したのか? 複雑な心境を吐露 「運営が甘えすぎ」「俺が言わなかったら...」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「アウトローのカリスマ」として知られる格闘家の瓜田純士さんが、2025年3月4日に更新された格闘家・朝倉海のユーチューブ動画に出演し、格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)の運営を批判した理由に言及した。

  • 瓜田純士さん(瓜田夫妻のインスタグラムより)
    瓜田純士さん(瓜田夫妻のインスタグラムより)
  • 瓜田純士さん(瓜田夫妻のインスタグラムより)

「俺も結構イライラしてたから」

   瓜田さんは、2日に都内で行われた「BreakingDown15」に選手として出場。大会に先立って行われた1日の記者会見で、瓜田さんは運営批判を繰り広げた。

   スポーツ紙の報道によると、瓜田さんは会見の席で、「最近のBD(ブレイキングダウン)つまんねえよな。アマチュア格闘技大会みたいになり下がってさ」と運営を批判した上で、「俺は運営の審査員席に座って、あんなところ息苦しいよ。俺は審査員降りるよ」と、審査員を辞退することを宣言したという。

   動画は「BreakingDown15」の裏舞台を朝倉が紹介するもので、選手控室で試合の準備をしていた瓜田さんに、朝倉がインタビュー。

   朝倉が瓜田さんに「何が起きたんですか?」と、前日会見での運営批判について問うと、瓜田さんは、こう答えた。

   「俺も結構イライラしてたから。俺はね、あまりにも世間が『選手は使ってもらっているのに、チャンスもらっているのに』ということに、上(運営)が甘えすぎて、誰が外でやったら警察沙汰になるようなことを、スタジオの中で体を張ってくれているんだと思たら、あんま簡単に選手をコントロールしたり、『使ってやっているんだ』と思ってんじゃねえぞというのがあった」

「選手あがりのやつが1番近い温度感のはずなのに...」

   そして、「審査員降りる」発言の真相に言及した。

   「俺が言わなかったら、他の奴らは絶対に言わない。『言っていいの?』という、とっかかりに俺がならなきゃいけないのに、俺が偉そうにあんなところ(審査員席)に座ってたらダメだなってすごく後悔した。(審査員席は)降りるよ。降りる覚悟でやらなきゃ意味がない」

   瓜田さんの率直な気持ちを受け止めた朝倉は、「僕はあそこ(審査員席)に瓜田さんがいてくれることで、オーディションとかも面白くなっていると感じている。必要な存在だと思っている」と誠実に対応した。

   それでも瓜田さんは、選手でありながら運営側にいた自分に納得がいかないようで、自身を責めるように、こう語った。

   「選手にとって、選手あがりのやつが1番近い温度感のはずなのに『どうしちゃったの瓜田さん?』となっていたと思う。俺はノッコン(寺田)とかが暴走したのは、全部自分に責任があると思う」

   最後まで厳しい表情で朝倉のインタビューを受けた瓜田さん。だが、最後は柔らかな口調で、謝罪と感謝の言葉を口にした。

   「びっくりさせちゃったかな、昨日の件(運営批判)は。申し訳ない。兄ちゃん(朝倉未来)を嫌いになったわけじゃないからね。とても感謝しているから」

   瓜田さんは2日に行われた「BreakingDown15」ウェルター級(73キロ以下)に出場し、せーやを延長の末判定で下した。

姉妹サイト