今年の家計「苦しくなりそう」4割、「ゆとりができそう」1割 専門家が語る「ゆとり派になる方法」(2)

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ゆとりを生み出す、さまざまな選択肢のリストをつくろう

――川上さんはズバリ、家計にゆとりができるようにするには何が大切と思いますか。

川上敬太郎さん 日々生活していくだけでも苦労するなか、家計にゆとりを生み出すのは難しいことだと思います。

何をすればよいのか決められた正解があるわけではなく、ゆとりがありそうに見える他のご家庭を見習って同じことをすれば自分の家庭にもゆとりが生まれる、というものでもありません。

そのうえで、敢えてゆとりを生み出すためにできる取り組みがあるとするならば、ご自身の家庭にとって何が最適な手法になりそうかを整理してみることではないでしょうか。

――まず、ゆとりを生み出す方法のリストをつくるのですか。

川上敬太郎さん 方法は、収入を増やすか、支出を減らすか、あるいはその両方に取り組むかの3択が基本になるかと思います。

また、収入の増やし方1つをとっても、転職したり、昇進・昇格を目指して賃金を上げたり、副業したりとさまざまな選択肢があります。そして、支出を減らす場合でも、節約したり、携帯電話のプランを切り替えたり、家で野菜などを栽培してみたりといろいろな選択肢があります。

これらの選択肢をできる限りたくさん、細かく洗い出し、自身やご家庭の状況に鑑みて組み合わせてみると、最適なパターンが見えやすくなるのではないかと思います。
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