【中日】助っ人外国人は「豊作」の予感 投打のキーマンはやくも好調、3年連続最下位から巻き返しへ

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左腕マラーは小笠原慎之介が抜けた穴を埋めるか

   マラーは、身長201センチの長身から150キロを超える直球が武器の左腕だ。

   3月1日のオープン戦・DeNA戦(バンテリンドーム)で4回2安打無失点と好投し、先発ローテーション入りに大きく前進した。

   アスレチックスに在籍した23年に開幕投手を務め、当時エンゼルスに所属していた大谷翔平(現ドジャース)と投げ合った経験を持つ。メジャー通算4勝にとどまったが、異国の地で素材を開花させる可能性を秘めている。

   中日は先発陣の層が厚いとは言えない。

   昨年まで4年連続規定投球回数をクリアした小笠原慎之介がポスティングシステムでナショナルズに移籍し、マラーは小笠原が抜けた穴を埋める活躍が期待される。

   スポーツ紙記者は「ボスラーとマラーがシーズンを通じて活躍すれば、CS争いに絡める。投打のキーマンになることは間違いない」と期待を込める。

   3年連続最下位からの巻き返しに向け、両助っ人が救世主になれるか。(中町顕吾)

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