助っ人外国人の活躍はチームの命運を大きく左右する。今年(2025年)の新戦力で存在をアピールしているのが、中日のジェイソン・ボスラー外野手とカイル・マラー投手だ。
ボスラーは「日本向きの打者」
左の長距離砲として期待されるボスラーは、2月24日のオープン戦・阪神戦(北谷)で、2回に才木浩人から右翼の防球ネットを越えて場外に消える特大の3ランを放った。
公式戦とは違うため、阪神バッテリーはボスラーのストロングポイントを確認した意図が当然あるだろう。
だが、他球団のスコアラーは
「打撃練習を見ていても、長打力があるだけでなくきっちりコンタクトしている。粗い印象がなく、日本向きの打者なのでは。変化球の見逃し方もいいですし、簡単に打ち取れる打者ではない」
と警戒を強める。