人気YouTuberのヒカルさんが2025年3月1日に投稿した動画に、実業家でYouTubeチャンネル「令和の虎」の2代目主宰の林尚弘氏が出演。その言動に批判が集まっている。
「なにか一生懸命に取り組んでちゃんと稼ぐとか...」
ヒカルさんは2月23日に投稿した「マスコミが財務省解体デモについて報じないから代わりに僕が広めます」という動画をきっかけに、YouTubeやSNSで政治についてたびたび言及している。しかし、28日にXで「圧力とまではいかないけど予定してた案件が飛んだ笑」といい、さまざまな影響が出ていることを明かしていた。
一方、ヒカルさんの動画については実業家の堀江貴文さんが26日の動画の中で「デモなんかやってても意味ねえし、ヒカル君の言ってる、税率を変えるっていうのは愚策」とヒカルさんの動画の中での言動を批判していた。
そんな中、ヒカルさんは3月1日に「【物申す】ホリエモン、あんたはわかってない」というYouTube動画を公開し、堀江さんに対して、「デモ自体に意味があるかどうかというより、デモが起きてその事実を僕たちみたいな政治を知らない人に知れ渡って、政治を知るきっかけになったことに意味はあると思うんですよ」と明かした。
「動画編集CAMPに行けば小遣い稼げるかもしれないわけだから...」
この動画には堀江さんと近い考えを持っている人として林氏も出演していたが、林氏は「やっぱりまずは社会が悪いとか政治が悪いとか財務省が悪いというよりも、なにか一生懸命に取り組んでちゃんと稼ぐとか、何かスキルを身に着けるとか、そういうことの方がやっぱり社会はよくなるんじゃないかなって思う」と持論を展開した。
これにヒカルさんは、「なるほどね。その世の中の 仕組みを変えるよりも、まず自分たちがスキル見つけて自分たち努力しろよって ことですよね」とかみ砕いて説明すると、林氏は「いま生活が苦しかったりするのも、本当に政治が生き届かない部分もあるとは思うんだけど、まずは動画編集CAMPに行けば小遣い稼げるかもしれないわけだから、そういうことの方が僕はいいんじゃないかなって思っちゃうタイプ」と話していた。
しかし、この林氏の言動にコメント欄には、
「林さんのズレを見てると政治家たちが国民を理解できないのがわかる。通じることはないんだろな」
「林さんが言う『まず仕事を頑張れよ』とおっしゃっていますが林さんの発言は国民が政治に関心持つなとしか聞こえません」
という声が集まっていた。